カウンセリング販売を軸にした化粧品専門店を広島県に5店、兵庫県に3店の全8店舗を展開しているLOOK（本部＝広島・福山市）は、百貨店やショッピングモールなど入店する商業施設の客層に合わせて、様々なタイプの店づくりを推進している。
今年4月23日には、広島・福山駅直結の商業施設「さんすて福山」の1階で運営する「LOOKさんすて福山店」を拡張・リニューアルした。
新「LOOKさんすて福山店」は、売場面積178坪に新規取扱ブランドを含む約270ブランドを揃えた。エステルームの隣にはライブ配信やオンラインカウンセリングなどSNS向けの撮影・編集を行う専用ルームを新設した。
岡崎芳明社長は、「リアル店舗の生命線が接客・カウンセリングであるとの考えは今後も変わらない。ただ、時代の変化に対応できる店舗としてお客様が求めていることならば、積極的に取り組んでいきたい」と話す。
売場拡張し約270ブランドが集結、
4つのゾーン分けで回遊性を向上
同社は、営業本部を置く広島･福山市内で、「さんすて福山店」のほか、百貨店の「天満屋福山店」、郊外型SCの「フジグラン神辺店」と「ポートプラザ福山店」の4店舗を運営している。各店が入る商業施設は全てデベロッパーが異なり、各施設の客層に合わせた店づくりを推進している。
新「LOOKさんすて福山店」について、岡崎社長は、「新幹線『のぞみ』が停車する駅直結の商業施設で、コスメショップとしてこれだけの大きなスペースをとれる機会はそう多くない。今回はさらに売場を広げられるということで、もっと幅広いお客様をターゲットにしていく」と話す。
リニューアル前は、自分自身への「ワンランク上のご褒美」をテーマに「ドバイ」をイメージした、ラグジュアリー感のある売場で約70ブランドを揃え、楽しい買い物体験を提案してきた。
