2022年度の生理用品市場、肌ケア・消臭・清潔ニーズ高まる

週刊粧業 2022年9月12日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2021年度の生理用品市場はほぼ横ばいで推移
  • 2022年度上期は2019年度をうかがう水準に
  • オーガニック製品に脚光集まる、衛生意識や肌トラブルに対応
  • フェムテック市場への期待から多種多様な商品開発が進む
2022年度の生理用品市場、肌ケア・消臭・清潔ニーズ高まる
 2021年度の生理用品市場は、ほぼ横ばいで推移している。

 2019年度には、コロナ禍の影響で紙製品が供給不足に陥ると、3月頃に消費者の買い占めが起こり品薄状態になったものの、その反動を受けて低調だった2020年度に引き続き、2021年度も苦戦を強いられた。

 2022年度上期は、外出自粛ムードも多少緩和され、外出機会が増加したことも影響し一昨年の業績に追いつきつつある。関連企業5社に話を伺った。

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