セブン&アイHD、日米コンビニのシナジーを海外へ

粧業日報 2022年10月28日号 1ページ

カンタンに言うと

  • イトーヨーカ堂はネットスーパーで再成長
  • 第2四半期、水道光熱費の負担増を吸収し最高益
セブン&アイHD、日米コンビニのシナジーを海外へ
 セブン&アイ・ホールディングス(井阪隆一社長)は日米コンビニ事業のシナジーを活かしたグローバル展開と、国内でのDXを絡めた食品事業の拡大を成長戦略の柱に位置づけている。

 スピードウェイの買収効果で米国コンビニの成長が著しいが、ガソリン売上の寄与もあり、脱炭素社会を見据え、フレッシュフードの強化によって着実な成長を目指す。

 食品事業の中核的な役割を担うイトーヨーカ堂はセンター出荷型のネットスーパーの拡大に加え、グループ共通のプロセスセンター(PC)、セントラルキッチン(CK)を稼働し、商品の差別化と生産性の向上を図る。

 第2四半期決算発表の席上で、井阪社長がグループ経営戦略の進捗状況と今後の課題について説明した。

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