すみや(兵庫県赤穂市)、生涯顧客づくりに注力

週刊粧業 2022年10月17日号 9ページ

カンタンに言うと

  • エステや脱毛サービスを展開
  • ロイヤルカスタマー限定で先行セールを開催し成果
  • 今後はSNSにも注力しメーク品の売上回復狙う
すみや(兵庫県赤穂市)、生涯顧客づくりに注力
 すみやは、兵庫県赤穂市に店舗を構え、2年前にリニューアルを行い、現在は化粧品販売に加えエステや脱毛サービスを展開している。代表取締役である塩谷俊介氏に話を伺った。

施術サービスからの流入客で
ロイヤルカスタマーを創出

 すみや代表取締役の塩谷俊介氏は、以前は美容師として働いており、その後すみやを継ぐこととなった。アパレルと化粧品を両輪で展開する店舗だったが、アパレルの常連客の高齢化が理由となりアパレル事業は終了する運びとなった。

 「もともとは私の母親世代のお客様が多かった。その世代のお客様はすでにご退職されている方が多く、洋服を買う頻度も少なくなり、需要が減少していた。ちょうど私に代替わりしたこともあり、タイミングが重なって現在の形となった」(塩谷氏)

 周辺地域の過疎化が進み始めた2018年ごろ、それまで主力だったブランドが販売終了となり、化粧品専門店としての将来に大きな不安を覚えたという。それがきっかけとなり、2020年3月の改装の際には、自身の経験を活かしてエステと脱毛を導入し、店舗2階を美容室へと生まれ変わらせた。

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