資生堂、International ARC Awards 2022で最優秀部門賞を受賞

　資生堂が発行した統合レポート2021が、世界最大規模のアニュアルレポートコンペティション「2022 ARC Awards」のPhotography/Video部門において、最優秀部門賞（Grand Award）を受賞した。同時に部門賞として、Interactive Annual Report部門でSilver（銀賞）、Chairman's Letter/Presentation部門でHonors（栄誉賞）を受賞した。

　「ARC Awards」は、米国の独立評価機関であるMerComm, Inc.が主催する世界最大規模のアニュアルレポートコンペティション。デザイン、ライティング、財務情報、トップメッセージなど各部門（カテゴリー）・業界別にGold（金賞）、Silver（銀賞）、Bronze（銅賞）、Honors（栄誉賞）が選出された後、最優秀部門賞（Grand Award）が決定する。

　開催36回を迎える今年は、世界33カ国から1656作品のエントリーがあった。同社として、最優秀部門賞（Grand Award）の受賞は今回が初めて。

　2022年4月に発行した「統合レポート2021」では、中長期視点での価値創造に向けた経営方針・戦略などを重視し、創業からの150年間、進化と研鑽を積み重ねてきた価値創造の源泉である「人財」や「イノベーション」に加え、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の進捗について特集した。

　また、CEOをはじめ、各エグゼクティブオフィサーや社外取締役のメッセージを掲載している。動画やビジュアルデザインでの訴求に加え、DXを積極的に推進するビューティーカンパニーとして、美しさを兼ね備えたデジタル表現とユーザビリティ機能を取り入れている。