松屋銀座店、化粧品売場はコロナ禍の成長分野を再強化

週刊粧業 2022年12月5日号 5ページ

カンタンに言うと

  • チャネル・顧客ニーズの多様化に対応、インバウンド需要の回復も視野に
  • 男性が購入しやすい環境を配慮、国内客対象にカウンセリングを強化
松屋銀座店、化粧品売場はコロナ禍の成長分野を再強化
 松屋は8月、本格的なアフターコロナを見据え、銀座店をリニューアルした。コロナ禍でも需要の高かった分野への投資で、1階の化粧品売場、地下2階の冷凍食品売場、7階のライフスタイル売場を刷新し、8月5日から31日にかけて順次オープンした。

 1階フロアは婦人雑貨を3階へ移設し、化粧品売場を約2割拡大し231坪とした。コロナ禍で若い世代の顧客が増えていることに着目し、カラーメークとフレグランスの強化でZ世代を含む新規顧客の拡大を目指す。

 男女を越えて支持されるブランドの誘致でジェンダーレス化にも対応する。また、百貨店ならではの店頭体験の魅力向上を図る。

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