メナード、サステナブルな独自開発成分も魅力に

訪販ジャーナル 2023年1月30日号 8ページ

メナード、サステナブルな独自開発成分も魅力に
 日本メナード化粧品は、スキンケアグループ「イルネージュ」(全5品、9900~1万6500円)の育成強化を図る。

 「イルネージュ」は、女性のエイジング悩みに対応するスキンケアグループとして1984年に誕生し、現在はウオッシング(130g)、リフレッシュマッサージ(150g)、ローション(130mL)、ミルク(90 mL)、クリーム(30g)の5品をラインナップしている。

 ローションとミルクの成分、ミルクとクリームの成分が混ざり合うことでジェルが形成されうるおいのヴェール感が高まる。このようなジェル化技術により保湿効果とつや感をアップする効果が期待できる。

 同社は、顔の印象に関する研究で肌の「つや」に着目し、最新の研究成果として、肌のつやの低下が肌のエイジングの起点であることを見出し、カサブランカの若いつぼみから抽出した独自開発成分(カサブランカエキスEX(保湿成分))に、つや感を向上させて美肌へ導く効果があることを見出している。このエキスの抽出に、つぼみに焙煎処理を用いることで、高い美肌効果を引き出すことに成功した。

 イルネージュは、「カサブランカエキスEX」をグループ共通成分として配合し、2020年8月にリニューアルした。

 カサブランカエキスEXには、サステナブルな活動も取り入れている。カサブランカの栽培に適した北海道小清水町の農園では、大きな花を咲かせる球根をつくるために、開花前のつぼみを摘み取っており、毎年大量の若いつぼみが廃棄されていた。カサブランカエキスEXには、これまで廃棄されていた若いつぼみが使用されており、環境にも配慮したサステナブルな取り組みとなっており、ブランドの魅力の一つになっている。
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