コーセー、2022年12月期は増収2ケタ増益

粧業日報 2023年2月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 日本のハイプレステージとタルトが販売好調
  • ハイプレステージが10%の増収で全体を牽引
  • 23年度は中国・日本の景気回復を織り込み5.5%の増収めざす
コーセー、2022年12月期は増収2ケタ増益
 コーセーは2月13日、記者ミーティングを開催し、原谷美典執行役員が2022年度(22年1~12月)の決算報告を行った後、小林一俊社長が「VISION2026」の進捗状況と今後の取り組みについて説明した。

 2022年度連結業績(日本基準)は、売上高(修正計画比+61億円)・営業利益(同+56億円)とも修正計画を達成した。ゼロコロナ政策の影響を受けた中国が苦戦したものの、日本(同+49億円)とタルト(同+10億円)が実績を牽引し、売上高は調整後前期比(前期が4~12月の変則決算のため)7.5%増(為替影響を除く実質2.7%増)の2891億3600万円、営業利益が41.1%増の221億2000万円、経常利益が28.8%増の283億9400万円、当期純利益が32.9%増の187億7100万円となった。

 なお、連結売上高に占める欧米亜売上高の割合は43.6%となっている。利益については、増収による粗利増(43億円)に加え、原価低減(20億円)、マーケティングコスト抑制(28億円)を推進した結果、各段階利益とも2ケタの伸長となった。EC・TR比率は32%で、26年度目標の25%を前倒しで達成している。

あと81%

粧業日報の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > コーセー、2022年12月期は増収2ケタ増益

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop