エステ&ネールサロン、セルフケア移行の流れが逆風に

週刊粧業 2023年7月10日号 44ページ

カンタンに言うと

  • 空間・体験価値の向上が課題
  • イメージは年々改善傾向、リピーター化施策が鍵に
  • ネールサロンは利用者減少も、ネールケアの需要は大幅拡大
  • 個人サロンの支持率アップ、スーパー併設が大きく伸長
  • 「1万円以下」が最多に、店販品は市場拡大の要
エステ&ネールサロン、セルフケア移行の流れが逆風に
 エステティックサロンの利用実態は、「定期的に通っている」が2020年の調査時から0.9P増の5.8%となった。コロナ禍の反動により、やや需要が高まっていることが考えられる。

 一方で、「興味がない」(47.8%)が8.7P上昇した。これらの背景として、美容家電の機能性がますます高まり、自宅で気軽にスペシャルケアできるようになってきたことが挙げられる。

 コロナ禍に突入し、在宅時間の増加によりセルフケアに充てる時間が増え、美容家電市場は好調に推移してきた。

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