どらっぐぱぱす 河内亮社長 インタビュー

週刊粧業 2023年7月17日号 5ページ

カンタンに言うと

  • グループの店舗運営ノウハウと創業来の価値観を融合させ成長へ
  • 時代や環境の変化に合わせて「生活便利店」をさらに追求
  • 地域特性を活かして拡張移転、注力するビューティが好調に推移
どらっぐぱぱす 河内亮社長 インタビュー
 マツキヨココカラ&カンパニーグループで、都内を中心にドラッグストア「どらっぐぱぱす」や調剤単独店「ぱぱす薬局」を展開するぱぱす(本社=東京・墨田区)は、グループの強みを活かした改装・部分改装を進めながら、ビューティカテゴリーの強化を推進して、1店舗あたりの売上を伸ばしている。

 同社は、墨田区、江東区などの城東地区と、世田谷区や渋谷区などの城西地区を中心としたドミナント戦略で、ここ数年は調剤併設型店舗の出店も進めている。

 6月1日に拡張移転した「どらっぐぱぱす船堀店」は、売場面積約200坪の広さを活かし、各カテゴリーの品揃えを充実させるとともに、同社初となる「無菌調剤室」を設置した。オープン後は、強化するビューティゾーンで化粧品が好調に推移しているという。

 2023年4月にぱぱす新社長に就任した河内亮(こうち・りょう)氏に話を聞いた。

時代や環境の変化に合わせて
「生活便利店」をさらに追求

 ――ぱぱすの出店状況についてお聞きします。

 河内 ぱぱすは城東地区を中心とした郊外型と城西地区を中心とした都市型の店舗が半分ずつの構成で、調剤単独店(19店舗)を含め151店舗(7月7日現在)を運営している。

 都内のドミナント戦略を推進する中、グループのデータ分析や店舗ノウハウを活かし、郊外型からオフィス立地のビルイン型など様々な店舗形態で出店を進めている。

 ここ数年は調剤など他のサービスの充実化に向けた改装を行い、新店の割合も増やしている。

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