インテージ、今後のインバウンド需要回復に期待感

粧業日報 2023年11月1日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 2023年上期はメークアップが好調に推移
インテージ、今後のインバウンド需要回復に期待感
 マーケティングリサーチ国内最大手のインテージは、SRI+(全国小売店パネル調査)やSLI(全国女性消費者パネル調査)などの様々な保有データを活用し、幅広い業界のクライアント企業に対しマーケティングサポートを展開している。

 データ事業開発部の稲船喬志氏と次世代消費者パネル事業開発部の今野彩乃氏に話を伺った。

 ――2022年の化粧品市場を振り返っていただけますか。

 稲船 小売店データの2022年化粧品業界の金額市場規模は前年比3.8%増の8584億円となった。コロナ禍に突入した2020年以降、化粧品市場は前年割れが続き、最低値を更新してきたが、2022年は前年比プラスで着地することができた。

 カテゴリー別でみると、基礎化粧品が前年比1.8%増と前年並み、メークアップは7%増で好調に推移した。

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