歴史の教訓を学び、観察力・洞察力・行動力の鍛錬を

粧業日報 2023年11月10日号 5ページ

歴史の教訓を学び、観察力・洞察力・行動力の鍛錬を
 BS11の「偉人・素顔の履歴書」と「偉人・敗北からの教訓」は録画したものを何度も視聴し直すほどお気に入りのTV番組で、司会を務める加来耕三氏(歴史家・作家)や経営コンサルタント出身の異色の歴史家である伊東潤氏の解説から多くの学びを得ている。

 辛口な歴史家として知られる加来氏は「歴史学とは何故そうなったのか、その途中がどうなったのかを考える学問であり、歴史の答えだけ知っていても全く役に立たない」との認識を示し、「例えば享保の改革を行った第8代将軍徳川吉宗はどういうところから現れて何をしようとしたのか、彼のバイタリティは何だったのか、そういうことをしっかりと押さえていくことで、自らの人生において参考にすべき具体的なものが見えてくる」とコメントしている。

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