花王、2023年12月期第3四半期は微減収減益

粧業日報 2023年11月17日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 7~9月の実績はコア営業利益で対前年+131億円で着地
  • ハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティケアの利益が大きく改善
  • 通期は各事業で付加価値提案を推進し、営業利益600億円の達成めざす
花王、2023年12月期第3四半期は微減収減益
 花王の2023年12月期第3四半期連結業績は、売上高が前年同期比0.2%減(為替2.7%増、実質2.9%減)の1兆1258億8300万円、コア営業利益は8.0%減の708億円、営業利益が34.1%減の507億500万円、税引前利益が35.9%減の545億8200万円、親会社所有者帰属四半期利益が44.2%減の325億4200万円となった。

 7~9月実績は、売上高が1.6%減(為替2.2%増、実質3.9%減)の3874億円、コア営業利益が56.2%増の363億円、営業利益が6.7%増の248億円、税引前利益が5.4%増の259億円、親会社所有者帰属四半期利益は18.1%減の159億円となった。コア営業利益で対前年+131億円、営業利益でも+15億円の増益となった。

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