コーセー、ふるさと納税返礼品を開始

粧業日報 2024年1月11日号 3ページ

コーセー、ふるさと納税返礼品を開始
 コーセーは、マザー工場である群馬工場が所在する群馬県伊勢崎市にて、2023年12月4日15時より受付が開始された、ふるさと納税返礼品として採用された。

 同社の生産子会社であるコーセーインダストリーズが管轄する群馬工場は、群馬県伊勢崎市境伊与久に1979年に設立、2017年に新棟を建設して以降、同社のマザー工場としてスキンケア・メークアップ製品を中心に製造している。

 今回、伊勢崎市とのより深い関係づくりの一環として、伊勢崎市のふるさと納税返礼品に、同社の化粧品が採用されることになった。また、寄附金の使い道として、同社が希望する「子どもたちの英知と感性を育む事業」が新たに追加された。

 「美しい知恵 人へ、地球へ。」を企業メッセージに掲げる同社として、豊かな人間性・創造力を備えた人材を育成するために、優れた文化芸術に触れる機会を創出する等、子どもたちの英知と感性を育む事業に活かされるという。

 なお、同社を代表するスキンケアブランド「雪肌精」と、同社独自の技術力を結集した高効能特化型ブランド「ONE BY KOSÉ」から商品を提供する。

 これらの決定を踏まえ、2023年12月1日に、コーセー 執行役員 経営企画部長の原谷美典氏、コーセーインダストリーズ代表取締役の石田一弘氏、群馬工場長の宇津城史氏の3名が、伊勢崎市の臂泰雄市長を訪問した。

 コーセーの原谷氏は「伊勢崎市ふるさと納税の返礼品として当社商品を採用いただくとともに、集まった寄附金の用途の選択肢に『子どもたちの英知と感性を育む事業』を新設していただくことになった。ふるさと納税を通じて、伊勢崎市や伊勢崎市に縁のある皆様に、当社らしさを生かした貢献ができることを大変うれしく思う。誰もが自信と活力にあふれ、個性を認め合える社会になることを願い、次世代を担う子どもたちが、豊かな感性を大切に、健やかな成長につながる取り組みに貢献していきたい」とコメントした。
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