ライオン、グリーン物流優良事業者表彰にて最高位を共同受賞

粧業日報 2024年1月12日号 4ページ

ライオン、グリーン物流優良事業者表彰にて最高位を共同受賞
 ライオン(竹森征之社長)は、アサヒロジ、鈴与、住友精化、ダイオーロジスティクス、日本ノボパン工業、PALTAC、ユニリーバ・ジャパン、流通経済研究所の8社とともに、12月18日、砂防会館にて開催された「令和5年度 グリーン物流パートナーシップ会議 優良事業者表彰」にて、最高位となる国土交通大臣表彰を共同受賞した。

 荷主企業や荷受人、物流事業者を含む異業種複数社が2024年問題に対応すべく連携し、中継輸送やDFL、DXの積極活用により、持続可能な物流体制の構築、環境に配慮した取り組みを進めたことが高く評価された。

 取り組みでは、物流の2024年問題や環境負荷低減に対応するため、発荷主、着荷主、物流業者、研究機関が連携し、輸送中継拠点を起点とした内回り型の中継輸送、マッチングシステムを活用した往復運行を実施した。さらにDFL、DXを活用することで、実車率、積載率を低下させることなく、コンプライアンス運行・車両使用台数削減によるCO₂排出量削減を実現した。

 ライオンは、鈴与・住友精化・日本ノボパン工業の3社とともに、包装設計の見直しとモジュール化、14mシャーシの活用による運行の役割を担った。

 ドライバーの労働条件改善推進にはパレット化が効果的な一方、バラ積みからパレット積みへの変更にあたっての課題は積載率が低下する点だった。

 今回その課題に対して、荷主側がDFL観点で包装設計の見直し・モジュール化、大型のトレーラ(14mシャーシ)を活用した輸送への切り替えを行ったことで、積載率の低下を抑制。また、荷主の出荷ロット調整により、トレーラを活用した異なる荷主間での共同運行が実現し、必要車両台数削減によるCO₂削減に貢献した。

 中でもライオンは、パレット化によるドライバー労働環境改善、包装設計見直しとトレーラ運行への切り替えによる積載率向上で大きな役割を果たした。
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