花王、2023年12月期は減収減益

粧業日報 2024年2月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 反転攻勢に向けての基盤づくりを推進
花王、2023年12月期は減収減益

 花王の2023年12月期連結業績は、売上高が1.2%減の1兆5326億円、コア営業利益(一時的に発生した損益を除いた利益)が4.2%増の1147億円、営業利益が45.5%減の600億円、税引前利益が44.9%減の638億円、親会社所有者帰属コア営業利益が0.1%減の860億円、親会社所有者帰属当期利益が49.0%減の439億円となった。

 2023年度は、「反転攻勢」の基盤づくりに向け、事業ポートフォリオ経営を推進し、構造改革(ベビー用紙おむつ事業の整理断行、「ヘルシア」「ニャンとも清潔トイレ」の譲渡契約締結、人財構造改革)をほぼ予定通り完遂し、トータル547億円の構造改革を実施した。また、原材料価格上昇を戦略的値上げで価格転嫁しながら、高付加価値化とシェアの向上の両立を図り、収益性の改善に努めた。

 業績については、日本のトイレタリー事業が衣料用洗剤やUVケア製品が牽引し、売上が2.3%増、シェアが0.1Pアップした。戦略的値上げが原材料価格上昇分を上回り、コア営業利益は46億円増、粗利益も1.2P改善した。

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