訪販ジャーナル 2024年2月19日号 1ページ
カンタンに言うと
矢野経済研究所の調査によると、敏感肌化粧品の市場規模(ブランドメーカー出荷金額ベース)は、2022年度が前年比4.0%増の905億円で、2023年度が3.3%増の935億円を見込んでいる。
マスク着用の常態化による肌トラブルの増加を受けて、コロナ禍でも着実に成長を遂げた同市場は、メーカー各社からアフターコロナを見据えた新商品の投入が相次いでおり、5類移行後もその勢いに陰りはみえない。「敏感肌向け」を訴求した化粧品は現在、スキンケアにとどまらず、ベースメークやボディケア、ヘアケアなど多岐にわたる。
市場の拡大に伴い、セグメントも細分化され、従来の敏感肌対応・低刺激処方はベースとしつつ、毛穴の悩みや大人ニキビなど多様なニーズに幅広く対応した「敏感肌+α」を訴求する高機能アイテムが増加傾向にある。
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