カンタンに言うと
コーセーが2019年6月に発売した仕上用ローション「メイク キープ ミスト」は、2回のリニューアルを経て、累計出荷数量1000万本を突破し、好調に推移している。2月16日からは、全国のドラッグストア・量販店などでリニューアルした新商品(1品目2品種、ノープリントプライス)の販売をスタートしており、さらなる市場の盛り上げを図る。
メークの仕上がりを保つメークアップフィクサーは、需要が拡大しているアイテムの1つであり、以前からつけたてのメークの仕上がりを保つことへのニーズはあったものの、コロナ禍に入ると、マスク着用による化粧くずれを防止するために需要が急速に拡大。日常生活を取り戻した現在、消費者のメーク頻度が再び高まり、メークをもっと楽しみたいというニーズはますます増加している。
「メイク キープ ミスト」は、「皮脂テカリ・化粧くずれをしっかりと抑えてくれる」「つけるとつけないとでは、夕方までのメイクの持ちが違う」「ミストが細かく、さらさらとした仕上がりで使いやすい」などの効果実感の高さと、手に取りやすい価格帯で、2019年6月の発売当初から世代・性別問わず支持されてきた。
2代目として2021年3月に発売した「メイク キープ ミスト EX」は、皮脂テカリに強くミストがより細やかになるなど新たな機能性を付加しており、新規顧客の獲得だけでなく、既存愛用者のリピート購入にもつながっている。
2月16日に3代目としてリニューアルした「メイク キープ ミスト EX+」(80mL、35mL)には、高いメークキープ効果と耐水性を持つ「スーパーメイクコート成分」を新たに配合。この成分は、同社が独自開発した「架橋型 MQ レジン」という皮膜を形成する樹脂素材で、汗やこすれに強い強靭性と肌の動きに追従する柔軟性を兼ね備えるため、従来品の化粧くずれ防止効果に加え、表情変化によるメークよれや時間経過によるテカリを防ぐ。
コロナ禍を経て、くずれにくいメークが重視される中、これからもメークアップフィクサー市場をリードする商品としてのさらなる存在感拡大を目指す。また今後も、高品質かつ独自の価値を持つ同社ならではのモノづくりを通して、顧客の期待を超える高付加価値な化粧品の創出を目指していく。
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この記事は粧業日報 2024年2月19日号 2ページ 掲載
■オルビス、盛岡に無人販売店舗「ORBIS Smart Stand」2号店を開店~DXの活用により直営店未進出エリアにリアルなタッチポイントを創出■コーセー、メイク キープ ミストの累計出荷数量が1000万本を突破■フォーデイズ、酵素分解核酸による毛細血管新生方法で特許取得■花王、肌の上に快適をまとう「ビオレZero」が誕生■コーセー、「大谷VS太陽」新ビジュアルを公開
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