コーセーは、山梨県南アルプス市に予定している新たな生産拠点に関し、名称を「南アルプス工場」とし、2024年7月に着工、2026年2月の竣工を目指し、第一期の建設を開始することを決定した。投資額は250~300億円を予定している。
同社は、国内外で拡大する化粧品需要に応え、高品質で競争力のある製品を確実かつタイムリーに供給するために、国内生産工場3拠点目となる南アルプス工場を建設することを2019年4月に発表した。その後、新型コロナウイルスなどの影響も重なり、化粧品市場では「くずれないメーク」などの新たな機能的価値のある化粧品が求められるようになった。さらに、男性が化粧を取り入れる習慣も広がり、今後も市場の拡大が見込まれる。ほかにも、「身だしなみ」としてだけでなく、自分自身の心の満足感や自信、自己表現のために化粧をするという新たな文化も見られるようになり、消費者ニーズの多様化がますます加速している。
このように変化する多様なニーズにきめ細かく対応していく必要があることから、当初予定していた大量生産型工場からコンセプトの抜本的な見直しを行い、需要の質的変化に対応できる柔軟な生産体制を備え、将来の需要の量的変化にも臨機応変に対応可能な多品種生産工場として稼働させていくことを決定した。
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この記事は粧業日報 2024年2月20日号 5ページ 掲載
■コーセー、2023年12月期は増収減益~日本とタルトが好調も利益率の高い中国・韓国TRの減収響く◎2024年12月期は増収増益を見込む■コーセー小林正典常務、商品本部設置の狙いを説明■コーセー、「南アルプス工場」の第一期建設を開始
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