美白&サンケア原料、高機能商品の需要が高まり「多機能型」が台頭

C&T 2024年3月15日号 55ページ

美白&サンケア原料、高機能商品の需要が高まり「多機能型」が台頭
 富士経済が発表した機能性化粧品の国内市場調査によると、国内のホワイトニング市場は、外出機会の増加や、年間を通して美白ケアを求める消費者が増加したことにより、2022年は前年比3.1%増の2855億円、2023年は前年比3.2%増の2947億円と推計している。

 新型コロナの5類移行に伴い、マスクの着用が個人判断になったことや、行動制限が解除されたことなどによる消費者の外出機会増加、さらには水際対策の緩和により訪日客が増加し、インバウンド需要が回復に向かっていることから、市場の拡大が続くとみられる。

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