松屋銀座、改装で2023年の売上高は前年比55%増

C&T 2024年3月15日号 20ページ

カンタンに言うと

  • 顧客とのエンゲージメントを深耕
  • 国内顧客のサービスを充実、インバウンドへの対応も強化
松屋銀座、改装で2023年の売上高は前年比55%増
 松屋銀座は2022年8月に化粧品売場を増床改装し、若い世代を中心に新客の獲得やジェンダーレスへ対応するため、フレグランスブランドなどを充実した。1階にあった婦人雑貨を3階に移設し、化粧品売場は2割増の231坪となった。

 改装効果で2023年(1~12月)の客数は前年比137%、売上高は155%となったが、インバウンド需要の回復が遅れ、計画には届かなかった。

 インバウンド需要のシェア率は19年の60%には及ばないものの、2023年8月に高水準の45%を記録した。

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