資生堂汐留オフィス、ウェルネスオフィス評価認証で最高位を取得

粧業日報 2024年4月17日号 4ページ

資生堂汐留オフィス、ウェルネスオフィス評価認証で最高位を取得

 資生堂の本社汐留オフィス「GLOBAL VISION CENTER」が、建物利用者の健康性、快適性、知的生産性などに配慮したオフィスとして「CASBEE‐ウェルネスオフィス評価認証」の最高位Sランクを取得した。

 受賞にあたっては、健康経営や安全衛生施策のもと、グローバル本社として各地域本社を牽引すべく働きやすい環境づくりを行っている点や、各ブランドの世界観を体感できる機能とデザインを掛け合わせたビューティーイノベーションを創出するオフィス計画が実施されている点が評価された。

 「GLOBAL VISION CENTER」は、グローバル本社として各地域本社を牽引するために、オフィス機能や働き方をアップデートさせ、2021年6月より本格稼働した。ワークプレイスコンセプト「創造力の交差点」と、各ブランドの世界観を体感できる機能とデザインを掛け合わせた、ビューティーイノベーションを創出するオフィスとなっている。

 社内外問わず、グローバルへの情報発信を迅速に行うために、オフィス内にはオンライン配信スタジオを設置。また多様性のある企業文化の醸成、社員が互いを尊重し革新し続ける風土に向けて、非日常の空間で自由な発想を得る新価値創造フロア、「食」を通じて社員同士のコミュニケーションを促進するカフェテリアなど社内外とのコラボレーションを創出する場や、ユニバーサルデザインの推進などにより誰もが安全かつ快適に過ごせる環境を構築している。

 快適性の実現に向けて、執務室はABW(Activity Based Working)を基本とし、様々な用途に合わせた利用ができる打ち合わせスペースや会議室を設置しているほか、グローバルブランドの世界観を各フロアで再現し、ブランドマーケティングを常に意識できるワークプレイスを設計。新価値創造フロアとして森林をイメージした非日常空間を設け、サーカディアンリズムを再現した光やゆらぎ、ディフューザーからの香りなど、五感に心地よく感性を刺激される空間としている。

 利便性向上に向けては、低層階、高層階双方からアクセスが良い中間階に、「食」を通じて社員同士のコミュニケーションを促進するカフェテリアを設けている。また、エレベーターホールやトイレ、打合せ室などの主なエリアにアクセスしやすい場所に昇降テーブルを設置、十分な通路幅を設定することで、車いすユーザーや視覚障がい者にも配慮した環境となっている。

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