2024年感性価値の先端研究、感性で広げる化粧品の「魅力価値」

C&T 2024年6月17日号 26ページ

カンタンに言うと

  • 研究の多様性を促す基盤構築で進展
  • 「感性」軸に化粧品の価値づくり、情報発信にも感性価値の重要性

2024年感性価値の先端研究、感性で広げる化粧品の「魅力価値」

 グローバル化やデジタル化の進展で、生活者の価値観やニーズの多様化が進み、日常的に使う消耗品でありながら、嗜好品でもある化粧品の新たな価値や可能性を見出す研究として、「感性」に着目した注目を集めている。

 大手を中心に研究開発体制を整える化粧品メーカーは、脳科学、心理学、感性工学、人間工学など様々な研究アプローチで、化粧品と感性の関係やその魅力を深掘りし、ブランド・商品の価値向上につなげている。また、産学連携の取り組みにおいても、化粧品の有効性・有用性といった機能的価値の向上だけでなく、感性価値研究に取り組む事例も増えてきている。

 感性研究が注目される背景には、化粧品開発技術が成熟化してきたこともある。肌への有用性など従来の機能的価値の研究だけでは、独自性や差別化を図ることが徐々に難しくなってきている。そこで、化粧品を使った時の心地よさや使う前のワクワク感など、化粧心理に関する感性研究を進め、高機能化・高付加価値化の実現につなげている。

あと87%

C&Tの有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 2024年感性価値の先端研究、感性で広げる化粧品の「魅力価値」

PDF記事・人気ランキング

最新PDF記事

最新PDF記事をもっと見る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
株式会社ミンテルジャパン
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop