アイスタイル、ベースメークは高価格帯シフトが鮮明に

訪販ジャーナル 2024年7月1日号 4ページ

カンタンに言うと

  • スキンケアでは「底上げ」アイテムへの支持高まる
  • メークアップの全体傾向はナチュラル、細部にもこだわり
  • 中国コスメが初ランクイン、今後は韓国コスメのように広がる可能性も
アイスタイル、ベースメークは高価格帯シフトが鮮明に

 アイスタイルは、「@cosmeベストコスメアワード2024 上半期新作ベストコスメ」の受賞商品の傾向から見えてきたスキンケア、ベースメーク、メークアップのトレンド傾向について報告した。

 スキンケアでは、「底上げ」アイテムへの支持が高まった。@cosmeのクチコミをみてみると、「底上げ」というワードの出現率が昨年と比較して1.3倍に増加している。他にも「土台美容液」というワードの出現率は2.2倍、「導入乳液」2.0倍と、底上げ関連のワードが多数増加している。

 今回のベスコスには、ベスト美容液・ブースター部門で、1位にSOFINA iP「ベースケア セラム〈土台美容液〉」、2位にCOSRX(コスアールエックス)「RXザ・6ペプチドスキンブースターセラム」と、次に使うスキンケアアイテムのなじみをよくしたり、効果をアップしてくれるブースター・導入液アイテムがランクインした。また、総合大賞を受賞したアテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」も、次に使うスキンケアの浸透を高めるというブースター効果がリニューアルポイントとなっている。

 なお、底上げの動きはスキンケア以外にもみられており、ベストヘアケア3位にもロレアル パリ「ロレアル パリ ボンド リペア 導入エッセンス」というブースターアイテムがランクインしている。さらに関連して、「プレトリートメント」というワードの出現率が、昨年と比較し9.9倍に増加しており、今回受賞したようなシャンプー前に使うプレトリートメント自体への注目も感じられる。

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