C&T 2024年6月17日号 9ページ
カンタンに言うと
リアル回帰で顧客体験を豊かにする「リテールテイメント」の動向に注目
化粧品市場で日本企業が伸びるにはテクノロジーとR&Dの強化が不可欠
コロナ禍が明け、リアル回帰の動きが急速に進む中で、化粧品業界においては単にモノを売る場所としてだけでなく、実際に商品やサービスを体験できる実店舗ならではの価値を前面に押し出し、先進的なデジタルテクノロジーを活用して新たな顧客体験を提供する取り組みが活発化している。
その一例として、今特集で取材協力を得たAGCでは、高い反射性と表示視認性を両立したディスプレイ一体型ミラー「Mirroria(ミラリア)」の化粧品業界における新たな可能性について、「カメラやセンサー(自動翻訳機能、会話内容の自動テキスト化機能)を搭載したミラリアの前で接客を行うことで、店頭においては需要のさらなる高まりが期待される『インバウンドへの対応』だけでなく、会話内容が自動でテキスト化されて接客の様子も動画で記録・管理できるため、従来まで手作業で行っていた顧客カルテづくりが不要になり、『美容部員の働き方改革』といった点でも活用が期待される。また、サロンではラグジュアリーで非日常的な体験ができる『空間演出』といった点でミラリアが高く評価されており、導入店舗は今後もさらに広がりそうだ」と語っている。
あと87%
C&Tの有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です
関連キーワード
この記事はC&T 2024年6月17日号 9ページ 掲載
■特集/BeautyTechの最新動向2024~先進的なデジタルテクノロジーの活用でリアルにおける新たな顧客体験を創出資生堂、AppBrew、ユーグレナ、サティス製薬、AGC■追跡Ⅰ/インターフェックスWeek 東京~出展企業6社の展示会の見どころを紹介RAPHAS JAPAN、理工協産、アドバンテック東洋、コーガアイソトープ、コーセーフーズ、邨田印刷機器■FOCUS/感性価値の先端研究~感...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ビズジーン、遺伝子検査技術を様々な分野に活かす
バラ売り
【週刊粧業】Zenken、人材獲得と企業ブランディングを両立したサービスが好調
バラ売り
【週刊粧業】2024年・年末大掃除の最新動向
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。