週刊粧業、20代・30代女性に美白・抗老化・男性の化粧について調査

粧業日報 2024年7月4日号 2ページ

カンタンに言うと

  • エイジングケアの認知率8割超も利用者は認知者の2割に
  • 期待の美白成分は76.4%で「ビタミンC」が他成分を圧倒
  • 男性の化粧行為は当たり前化、3カテゴリーで半数以上の支持
週刊粧業、20代・30代女性に美白・抗老化・男性の化粧について調査

 週刊粧業では、2024年5月10~11日かけて、20~30代女性412名を対象に、美白・抗老化・男性の化粧についてアンケート調査(調査実施:クロス・マーケティング)を行った。

 美白化粧品の開始時期について尋ねたところ、女性の約半数(47.3%)が20代前半までに使用していることがわかった。「使用していない」と答えた女性は37.4%で、6割以上の女性が美白化粧品を普段のスキンケアに取り入れている。10代から使用している女性は2割以上(23.8%)を占め、美白ケアへの関心が低年齢化していることも判明した。

 こうした中、期待の美白成分は「ビタミンC」に一極集中するなど保守的な傾向がみられる。新たな成分の開発やそれを効果的に伝えるマーケティング戦略のさらなる進化が求められる。

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