粧業日報 2024年8月27日号 5ページ
TPCマーケティングリサーチは5月30日、化粧品(ヘアケア)を自分で購入し、アウトバストリートメントを週に1回以上使用している20~70代の女性1236名を対象に、アウトバストリートメントの使用実態と今後のニーズについて調査を実施し、その結果を発表した。
調査対象者である「アウトバストリートメントを週に1回以上使用している女性」は、20~70代の日本女性において26.0%を占めた。また、年代別構成比は、30代が20.8%で最も多く、次いで40代が20.0%、50代が19.5%などとなっている。
アウトバストリートメントを選ぶ際の重視ポイントでは、「使い方が簡単なこと」が50.1%で最も多くなっているほか、「髪がしっとりすること」などが高くなっている。
年代別で見ると、20代では「香りがいいこと」が44.7%と最も高くなっている。また、20~50代では、「髪がしっとりすること」がトップ2となっているが、60代、70代では「軽い仕上がりになること」がトップ3にランクインするなど、年代によって重視ポイントの違いが見られた。
アウトバストリートメントブランドを知るきっかけとなる情報源としては、「ドラッグストア・薬局の薬剤師・スタッフ」が30.5%、「店頭(商品パッケージ・ポップなど)」が21.8%、「美容室・美容師」が19.6%というように、店頭での情報が上位に挙がっている。年代別で見ると、20代、30代では「SNS(Instagram)」がトップ3にランクインしている。
現在使用しているアウトバストリートメント(剤型別)では、「オイルタイプ」が63.1%で最も多く、次いで「クリームタイプ」が35.3%、「スプレータイプ」が13.1%などとなっている。また、剤型ごとの使用目的では、オイルタイプは「髪のツヤが欲しい」、クリームタイプは「髪のダメージを補修したい」などが上位に挙がった。
この記事は粧業日報 2024年8月27日号 5ページ 掲載
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