ハナミスイ、フェムケアに特化し着実に成長

C&T 2024年9月17日号 40ページ

カンタンに言うと

  • バラエティストアの売場に着目、機能・成分にこだわった高価格帯を
  • 様々な販売チャネルに商品供給、接点を増やしフェムケアを啓蒙
ハナミスイ、フェムケアに特化し着実に成長

 ハナミスイ(東京都新宿区)はフェムケアに特化したメーカーで、デリケートゾーン用の化粧品、医療機器、サプリメントなどをラインアップしている。フェムケア、フェムテックが注目されるようになったのはこの2~3年だが、2003年の創業で着実な成長を遂げてきた。膣洗浄器のインクリアは医療用医薬品卸を通して、ドラッグストア約1万7000店に配荷している。製品の性質上、安全を確保しながら新たに高付加価値型製品を開発する。また、フェムケアへの参入を検討する企業が増えている中、OEM事業を強化していく。

 2003年にアプリケータ型(注入式)の潤滑ゼリーを開発して創業した。10年後に開発した同じアプリケータ型の膣洗浄器(インクリア)が医療機器の認可が下りたことが転機となった。そのほか、化粧品分類でデリケートゾーン用の洗浄料(リキッド・ムース)、パウダースプレー、クレンジングワイプ、フォームウォシュのアウトクリア、医療機器で避妊剤・女性用ホルモン剤などの膣錠挿入用アプリケータのVA、経口摂取で膣内環境を整える乳酸菌サプリメントなどをラインアップしている。デリケートゾーン以外で唯一、美容液のヒカリビタセラムを取り扱っている。

 小倉直樹執行役員営業部部長は、フェムケア市場の動向について、次のように説明する。

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