週刊粧業 2024年10月14日号 38ページ
カンタンに言うと
日本における市場調査会社のパイオニアとして知られる矢野経済研究所は、1958年の創業から蓄積してきた膨大な調査・分析情報に基づく国内産業別市場規模データを保有し、さらには中国・ASEANを中心とした海外市場の調査・分析でも豊富な実績を持つ。
ライフスタイル&ビューティーグループの浅井潤司部長に、国内化粧品市場の動向を聞いた。
――国内化粧品市場について、各カテゴリーの動向をお聞かせください。
浅井 2023年度(2023年4月~2024年3月)の国内化粧品市場は、コロナの5類移行を契機に外出機会が増加したことや、インバウンド需要も回復傾向にあることから、スキンケア・メークアップ・ヘアケア・フレグランス・男性用化粧品の5つの製品カテゴリーがいずれも前年を上回る実績となった。
中でも、メークアップとフレグランスの伸びが顕著だった。
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この記事は週刊粧業 2024年10月14日号 38ページ 掲載
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