花王、2016年度「花王・教員フェローシップ」の募集を開始

2016年2月23日 11時00分

花王株式会社(社長・澤田道隆)は、2016年3月1日より、第13回(2016年度)「花王・教員フェローシップ」の参加者を募集いたします。

「花王・教員フェローシップ」は、小学校・中学校の教員を対象にしたプログラムで、夏休み期間に1~2週間ほど、生物多様性保全に向けた海外の野外調査研究にボランティアとして参加する機会を提供するものです。参加した教員の方々が、自らの体験や感動を、学校や地域での環境教育の現場で活かしてもらうことを目的としています。また、参加者同士のネットワークづくりや科学的な調査技法の習得、異文化交流、多様性の理解など、プログラムを通じて得たさまざまな経験を、児童や生徒、教員同士、地域社会に広く伝えていただくことを期待しています。

「花王・教員フェローシップ」は、2004年にスタートし、これまでに世界各地で実施されたのべ65のプロジェクトに128名の教員の方々が参加しました。なお、本プログラムは、認定特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパンと協働で実施しているもので、アースウォッチ・ジャパンがプロジェクトを選定し、花王が支援します。

花王は、よりよい環境を次の世代に引き継いでいきたいという想いから、「次世代を育む環境づくりと人づくり」をテーマに社会貢献活動を推進しています。なかでも、次世代を担う子どもたちを育てるキーパーソンである教員を応援する本プログラムは、重要な社会貢献活動であると考えています。「花王・教員フェローシップ」の他にも、学校教育の現場と連携し、手洗いなどの出張授業や教材提供等も行なっています。

花王は、今後も社会のサステナビリティに向けて、さまざまなステークホルダーと連携した活動を推進してまいります。

第12回(2015年度)参加者の感想

●自然は一度壊したら取り返しがつかない。それぞれの地域で、自然保護に向けて地道な努力を続けている人々がいること、一人一人は小さな力でも集まれば大きなうねりになることを子供たちに伝えていきたい。(兵庫県小学校教諭)

●体験を通じさまざまな知識や技能を得た。今後、理科の授業に一層の具体性や説得力を持たせることができ、新しい実験や観察、教材の開発にもつなげることができると考える。(東京都中学校教諭)

●国籍やバックグラウンドの違う人たちと生活を共にすることで、文化・生活習慣・考え方等の違いを認識することが多々あり、学ぶことがとても多かった。それらを写真や実体験をもとに児童に伝えることは、多文化教育・国際理解教育という観点で極めて有効であった。(埼玉県小学校教諭)

参加教員による報告書はこちらをご覧ください。
http://www.earthwatch.jp/pj_oversea/kao_report.html



2015年の現地野外調査の様子(プロジェクト名)
左:「ドイツライン川流域のビーバー」/右:「コスタリカのクジラとイルカ」

プログラム概要

【実施プロジェクト一覧】

野外調査プロジェクト名調査地期間
カナダの荒野でオオカミと山火事を追跡カナダ2016年7月31日~8月6日
(7日間)
南アフリカのペンギン南アフリカ2016年8月1日~12日
(12日間)
北極点周辺の気候変動カナダ2016年8月2日~12日
(11日間)
バハマでウミガメを追跡バハマ2016年8月13日~21日
(9日間)
コスタリカのクジラとイルカコスタリカ2016年8月15日~23日
(9日間)

【支援内容】

・野外調査プロジェクトの研究分担金約30万円(調査期間中の食費・宿泊代・移動費等を含む)
・参加にかかる費用の補助10万円(渡航費、装備品費用等 使途自由)

【対象者・募集人数】

小学校、中学校の教員10名(各2名/5プロジェクト)を公募、選考委員会にて決定

【スケジュール】

3月1日~4月10日応募受付期間
5月上旬選考委員会
【選考委員】
<委員長>
・石田 秀輝(東北大学 名誉教授)
<委員>
・今井 通子(登山家)
・浦辺 徹郎(アースウォッチ・ジャパン理事長)
・石渡 明美(花王株式会社 執行役員
コーポレートコミュニケーション部門統括)
7月~8月プロジェクト実施
10月下旬プロジェクト参加報告会(東京)

※プログラムの詳細は、下記の「花王・教員フェローシップ」2016年度募集要項をご覧ください。


【募集に関するお問い合わせ先】

認定特定非営利活動法人 アースウォッチ・ジャパン
http://www.earthwatch.jp/
Tel: 03-6686-0300
Fax: 03-6686-0477
E-mail: info@earthwatch.jp

  • お問い合わせ

    花王株式会社
    コーポレートコミュニケーション部門
    社会貢献部

    電話 03-3660-7057

    FAX 03-3660-7994

    E-mail: kouho@kao.co.jp

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

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