化粧品業界の歴史|1956年(昭和31年)の化粧品日用品業界動向

週刊粧業 1956年12月31日号

カンタンに言うと

化粧品業界の歴史|1956年(昭和31年)の化粧品日用品業界動向

1956年(昭和31年)の主なトピックス

●新規企業の進出目立つ
●小売店での制度品シェア増える
●制度品の高級品販売盛ん
●合成洗剤の伸びる市場基盤できる
●一般品メーカーの専売品不振傾向
●ハイドロキノン・モノベンチール・エーテル配合クリームで皮膚障害起きる

関連団体・各社の動向

1956年(昭和31年)1月
◎レート、イオンクレンジングで制度品方式を採用
◎三越で「春の化粧品大会」(クラブ、カネボウ、パピリオ、資生堂、ポンジー、オペラ、ナリスなど参加)
◎化粧品の隠しマーク削除は薬事法違反と都薬務局が通告
◎カシー、高級ラインボザール発売

1956年(昭和31年)2月
◎髪油界でも制度品方式採用メーカー増える
◎近畿化粧品工業会が“油ヤケしない”広告問題で緊急理事会

1956年(昭和31年)3月
◎有力化粧品店の制度品売上げ40%超える
◎資生堂、200円ポマードの広告で髪油界ゆれる
◎アルビオン化粧品創業
◎ヒノキ新薬創業

1956年(昭和31年)4月
◎サンスター、小売店の組織化でペンギン会発足
◎ベルマン、新工場、新社屋完成

1956年(昭和31年)5月
◎科研薬販売、ゼリア化粧品500円発売
◎ジュジュ小売専売品リッチを発売
◎柳屋、全国的に柳屋会結成
◎関東石鹸工業協同組合設立(白川勝善会長)

1956年(昭和31年)6月
◎全小連、再販実施11本舗に要望、質問書を発送(明色、ピカソ、ピアス、パピリオ、ジュジュ、ウテナ、黒龍、キスミー、モナ、クラブ、柳屋)
◎化学糊、蛍光染料など好調
◎コティーの日本総代理店に岡本信太郎商店が決まる

1956年(昭和31年)8月
◎アリミノ化学、ヘレンカーチス製品を一般市場に発売

1956年(昭和31年)9月
◎東京化粧品会が発足、坂巻寛一氏初代理事長

1956年(昭和31年)10月
◎カネボウで酸性乳液発売
◎クラブ専売品を強化、クラブ協和会を全国で組織
◎江口商店、全身美容料「牛乳風呂」を発売
◎中山太一氏逝去、業界合同葬を実施
◎東京制度品本舗会が発足
◎小野薬品工業、薬用クリームを発売

1956年(昭和31年)11月
◎アネスホワイト、皮膚障害問題発生
◎東京ミスト会発足
◎井田両国堂、中部卸店とセールストレーニング会を結成

1956年(昭和31年)12月
◎資生堂、東急文化会館に美容室を開店
◎資生堂、12月度売上げ10億円を記録
◎科研薬販売、社名を科研薬化工㈱に変更
◎東京化粧品会、レオン洗顔料を専売品に
◎ハリウッド、諏訪に第二工場建設

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