ヤクルト本社、中長期的に化粧品を柱事業へ

ヤクルト本社、中長期的に化粧品を柱事業へ

 ヤクルト本社は2011年1月28日に発表した長期ビジョン「Yakult Vision 2020」を通じ、定量目標として連結売上高で前期の171%にあたる5000億円や連結営業利益で同263%となる500億円をめざす計画のなかで、化粧品事業を食品や医薬品と双肩の「事業の柱に確立する」と掲げて展開を急加速する方針を打ち出した。

 長期ビジョンの「第1フェーズ」として区分する2011~2013年の分野別テーマにおいて、化粧品事業は訪問販売員の増員と新規顧客の拡大を重点強化項目に据えて現状の展開形態でスケールアップを進める。

 このうち、矛先の部分で「訪販の強みを活かしたユーザーづくり」(同社)という位置づけにより、ロイヤル顧客層の拡大や「顧客情報の把握と活用」などSRMの強化を詳細項目に盛り込んでいる。一連の訪販強化策に関連づけた商品政策について、同社は看板的素材を引き合いに「乳酸菌由来のスキンケア中心の商品開発」を打ち出した。

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