アルビオンは3月29日、八芳園(東京・港区)にて「平成25年度 新入社員入社式」を執り行い、186名(営業職10名、研究職4名、生産職3名、BA職169名)の新入社員が出席した。小林章一社長の訓示(要旨)は以下のとおり。
【小林章一社長訓示(要旨)】
皆様、入社おめでとうございます。この度はたくさんある会社の中から私どもアルビオンを選んで頂きまして本当にありがとうございます。皆様と一緒にお仕事が出来ることを私達も本当に嬉しく思っております。
たった1回の尊い大変大切な人生の中で、これから仕事の面で皆様にはたくさんの時間を費やして頂くこととなります。私が皆様に最初にお願いしたいことは、ご自分自身が精一杯やった、納得いくまでやった、ぜひそういう人生を歩んで頂きたいということです。
たくさんの失敗があるかもしれません。私自身の人生も9割以上が失敗でした。でも諦めないで、一生懸命努力し続ければ、挑戦し続ければ、必ず1 割の成功や感動があります。「ああ、あれをやっておけば良かったな」という後悔のないよう挑戦をしていただきたいと思います。
私どもアルビオンという会社は、大手の化粧品会社に比べて規模は小さい会社です。しかし、アルビオンには「世界一のプレステージメーカーになる」という大きな夢があります。そして、その夢を実現するために、アルビオンという会社には社是と経営理念があります。私どもは社会から、お客様から、お取引先様から、協力会社の皆様から信頼、信用される会社でありたいと考えます。
アルビオンの売上さえ、利益さえ良ければ、アルビオンの知名度さえ上がれば他は犠牲にして良いという考え方は私どもには一切ありません。売上や利益よりも「人」を大切にする会社でありたいと思っております。これから皆様と一緒に仕事をしていく上で、全てはお客様お一人お一人の喜び、ご満足の為に仕事があるという風にご理解を頂きたいと思っております。
これから皆様には教育に入って頂いて、理論や理屈、技術を学んで頂きます。それも大切です。しかし、はっきり申し上げておきますが、理論、理屈、技術ではお客様の心の扉は開きません。本当にお客様お一人お一人に綺麗になって頂きたいという思いしかお客様の心の扉を開くことは出来ないのではないかと思います。
ぜひ明るさ、素敵な笑顔、お客様のことを心から思うひたむきな姿勢を大切に、接客をしていただくBAの方だけでなく、全社員がこのことを大切にして一緒にお仕事をさせて頂きたいと思っております。
会社ですから当然、上司や管理職の方々から色々な指示を受けることもあると思います。その時にお願いしたいのは、ぜひ上司や管理職の指示を何も考えずにやることだけはやめて下さい。この仕事がお客様の喜びやご満足につながるのかを絶えず考えながらお仕事を進めて頂きたいと思っております。おかしいと思った時には、そのおかしいと思った気持ちを大切に、勇気をもってそれをはっきりと言って下さい。私どももそういう話を一生懸命聞きながらお仕事をしていきます。
これから皆様には、商品をつくる部署や営業など様々な部署でお仕事をして頂きます。例えば店頭でお仕事をして頂く営業やBAの皆様にとって、注文した商品は指定した日に、発注された数量の商品が確実に届きます。でも、考えて頂きたいのは、それが実現するためには目に見えないところで一生懸命汗水流して、指定日に、指定された数量を届けるために一生懸命働いている裏方の皆様がいるということです。目に見えないところでたくさんの人に支えられて今自分は仕事が出来ているんだという思いをもって仕事をして下さい。
アルビオンは今年で創業から57年が経ちました。全く無名な時代から、ゼロからお店様一店様一店様と、そしてお客様お一人お一人を積み重ねてきたのが、この57年間の歴史だと思っております。無名の時代は大変なご苦労が先輩OBの皆様にはあったと思います。具体的な仕事の内容は今のお客様に合わせてどんどん変えていくべきかと思いますが、片側でOB や先輩や歴史に絶えず感謝の気持ちをもってこれからも皆様と一緒にお仕事をさせて頂きたいと思っております。
私どもが、皆様がお相手をさせて頂くのは一流の方々ばかりです。皆様にお願いしたいのは出来る範囲で結構なので、一流に触れる機会を作って頂きたいと思います。銀座の一流ブランドのブティックの中に入って頂くだけでも何かを感じることが出来ると思います。一流品が集まる美術展があれば、あるいはオペラがあれば見に行くのも一つだと思います。出来る範囲の中で少しでも一流に触れる機会をぜひつくって頂きたいと思います。それが、我々がよりお客様を理解させて頂くきっかけになるのではないかと思っております。
ぜひ、世界一のプレステージメーカーになるために、皆様と一緒に歴史を刻んでいきたい、新しい歴史のページを皆様と一緒に築いていきたいと思っております。宜しくお願い致します。
この記事は週刊粧業 掲載
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