卸とメーカーをつなぐEDIサービスを展開しているプラネットは大阪と東京で「プラネットユーザー会2013」を開催し、東京国際フォーラムにはサービスを活用している企業254社から529名が参集し、基調講演で知識を研鑽したほか事業者間の交流を通じて業界のレベルアップへ時間を共有した。
東京会場で開会の挨拶に立ったプラネットの田上正勝社長は、第一声で「就任2年目を迎えた田上です」と元気よく述べた後、自社の中心的サービスであるEDIを指し「国内外の同様なサービスと比較しても、かなりのレベルで標準化を徹底している。究極の合理化ができている」と自己採点し、その源泉は「ユーザー様の協力があってこそできることだ」と感謝を込めた。
また、条件的にEDIを導入できない企業に向け2013年3月から展開を始めた「MITEOS」の評判と成果について、田上社長は「FAXと伝票で処理していた業務にWebの仕組みを入れることで自動化につながり、業務効率アップにもつながる」と自負をにじませ、現在の同社がこれを「とても力を入れて進めている」と強調した。
さらに、プラネットを媒介してメーカーと卸が構成する「輪」が向かう次のステップに触れ、同社長は「EDI(の膨大なデータ)を『見える化』することで情報共有を進める中、活用に向け新しい情報インフラが作れないものかを検討している」と語った。
そして、具体的な方策として「データ解析に長けた方と一緒に(インフラの)プロトタイプを作っているほか、ビッグデータの第一人者とされる大学の先生とともに産学共同研究が始められないか話を進めている」と説明するなど、先を見据えた報告で参加者の期待感を喚起した。
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この記事は週刊粧業 掲載
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