日本化粧品原料協会連合会
関根茂会長インタビュー
化粧品に関する製造技術の研鑽と向上を目的としている化粧品産業技術展「CITE Japan」が6月3日~5日の3日間、パシフィコ横浜で開催される。2003年の第1回より隔年に開催され、第5回大会から東西の化粧品原料協会が連合した「日本化粧品原料協会連合会」が主催となって運営している。
第7回目となる今回は、2万㎡の展示ホール(A~D)を全て貸し切り、化粧品の原料、OEM、容器といった企業292社(797小間)が出展し、技術発表は3日間で前年(107題)を上回る122題となっている。同連合会会長の関根茂氏に話を伺った。
回遊しやすいブースで会場活性化
幅広い技術発表で業界発展めざす
――今回も多くの企業が参加します。
関根 前回を上回る出展社数、コマ数、技術発表となっています。今回で7回目ということもあり、化粧品業界に定着してきたように感じています。
CITE Japanは営利目的の展示会ではなく、化粧品業界の振興を最大の目的としています。大々的な宣伝を控えている中、着実に出展社数が増えており、手応えを感じています。
1回目と比べると、各社の顔ぶれも変わってきました。
今回は前回と比べると原料メーカーが増え、業界全体として盛り上がりを見せています。
CITE Japanは「化粧品産業技術展」という名称や元々は化粧品技術者会が主催していたことなどからもわかる通り、技術者の祭典でもあります。通常、競争相手が一堂に会して自社の技術を発表し合うということは今までありませんでした。
今展示会は各企業が切磋琢磨することで日本の技術革新・進化へ大きな役割を果たしていると考えています。
――今回の見どころを教えてください。
関根 今年は技術発表が122題となり、前回を大きく上回る演目数となりました。通常の技術発表会は会社名を伏せて行われますが、今展示会は堂々と会社名を出して発表できる貴重な場となっています。
今回、技術発表の場を前回の会場端から中央奥側に移動し、回遊しやすくなるように工夫しました。
技術発表では多岐にわたる発表が行われます。海外の大手メーカーから新たに化粧品業界に参入した企業まで、裾野が広い演目になっていると思います。
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この記事は粧業日報 2015年6月2日号 掲載
■第7回化粧品産業技術展 CITE Japan 2015/精鋭から新鋭まで292社が集結~海外市場を捉える顔ぶれ、日本の最先端技術を披露 ◎回遊しやすいブースで会場活性化、幅広い技術発表で業界発展めざす ◎グローバルな競争力を培う海外技術者へ向けてアピール ■CITE Japan 2015特集 ◎東洋ビューティ~強化した研究開発・技術力で挑んだ新たな価値創造を「和」でアピール ◎日本色材工業...
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