キユーピー、化粧品とサプリの内外美容でBtoC通販を強化

C&T 2015年3月16日号 80ページ

カンタンに言うと

キユーピー、化粧品とサプリの内外美容でBtoC通販を強化
 食品メーカーのキユーピー(東京)は、自社で生産しているヒアルロン酸を使用した化粧品ブランドを立ち上げ、従来から展開しているサプリメントとの両軸による内外美容の訴求でBtoC通販を強化している。

 ヒアルロン酸の事業領域を広げることで、新たな成長性を見出したい考えだ。サプリメントと化粧品を合わせ、5年後の2020年度に10億円を売り上げる構想を打ち立てている。

価格競争と新・機能性表示受け
内外美容で事業領域を拡大へ

 キユーピーは、昨年12月に一般消費者向けとしては初となるスキンケアシリーズ「キユートピア」を自社通販の「キユーピーアヲハタネットショップ」で発売した。

 ミスト状化粧水の「キユートピア モイスチャーミスト」(80mL・3500円)と美容液(ヒアルロン酸原液)の「同 ピュアヒアロ」(30mL・5000円)をラインナップし、いずれも自社のヒアルロン酸を高濃度に配合しているのが特徴となっている。

 「モイスチャーミスト」には、角質層への浸透を高める低分子型の独自成分「ヒアロオリゴ」を配合する一方、「ピュアヒアロ」には肌表面をカバーする高分子タイプのヒアルロン酸を取り入れ、作用の異なる2種のヒアルロン酸の組み合わせで効果的な保湿につながるとしている。

 大手食品メーカーが化粧品事業に参入――。一見するとこう安易に捉えがちだが、その背景には複合的な要因が重なり合っていた。

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