小林製薬、2015年度上期の通販事業は減収

訪販ジャーナル 2015年11月9日号 8ページ

カンタンに言うと

小林製薬、2015年度上期の通販事業は減収
 小林製薬は11月4日、都内で2016年3月期第2四半期の決算説明会を開催した。

 同第2四半期の売上高は前年同期比8.6%増の635億6900万円、営業利益が18.0%増の93億8700万円、経常利益が9.3%増の91億8900万円、四半期純利益が10.3%増の60億1400万円となった。

 医薬品を中心としたインバウンド需要の獲得と、春・秋の新製品群の好調に加え、円安の影響が重なった国際事業がプラス要因となり、増収増益で推移した。

 一方、国際事業とともに注力領域に位置づける「通信販売事業」は、売上高が11.5%減の39億9500万円、経常損失が6400万円(前年同期は経常利益1億100万円)、営業損失が6600万円(前年同期は営業利益1億800万円)となり、前年同期実績を下回った。

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