コスメパルジュバンス、回遊しやすく居心地の良い店内で安心感・信頼感を演出

週刊粧業 2016年4月11日号 7ページ

カンタンに言うと

コスメパルジュバンス、回遊しやすく居心地の良い店内で安心感・信頼感を演出
 東京都福生市に本社を構える1890年創業の老舗企業ホッタ晴信堂薬局(堀田晴理社長)は、1982年のルミネ立川(旧WILL)開業時に化粧品専門店「コスメパルジュバンス」をオープンした。売上げの中軸メーカーとなっているアルビオンをメインに打ち出した店舗運営を行っている。安達和子店長、高橋淳子副店長、吉田有沙アルビオンチーフに取り組みについて話を伺った。

スタッフのフォローにより
母親層が利用しやすい店に

 ルミネ立川はJR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、多摩地区最大の降乗客数を誇る立川駅に隣接した駅ビルだ。立川市は東京三多摩地区の中心都市として、商業施設やオフィスが集積し、2001年の「東京の新しい年づくりビジョン」で核都市に指定されている。

 駅周辺にはルミネのほかに3つの大型商業施設(高島屋、伊勢丹、グランデュオ)が立ち並び、さらに昨年秋には立川市内にららぽーとがオープンするなど、都市化が進んでいる。

 コスメパルジュバンスはルミネ立川7階に店を構えている。11年前までは4階の若者向けファッションフロアで営業していたが、ルミネ改装に伴い、ファミリー層向けの7階に移動となった。

 11年前に店長として同店に着任した安達店長は、「4階だったころは、周囲の雰囲気から少々浮いてしまっていた」と苦笑する。

 移転後はユニクロや無印良品などが立ち並ぶファミリー層の獲得がしやすい立地となったこともあり、同店の顧客層はワーキングママ世代が多くなっている。

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