ドクターシーラボ、2016年7月期は増収増益

粧業日報 2016年9月29日号 1ページ

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ドクターシーラボ、2016年7月期は増収増益
 ドクターシーラボは9月15日、2016年7月期決算説明会を開催した。

 当期は売上高394億5200万円(前年比4.8%増)、営業利益81億9100万円(同6.6%増)と増収増益を達成した。

 売上原価がエステ事業の買収による人件費拡大で77億4600万円(同12.5%増)、特別損失も1億4100万円と前期(700万円)から大幅に増加したが、「中国の孫会社清算損と、台湾、香港、シンガポールの子会社の営業権をJ&Jの関連会社に譲渡する計画に伴う精算損を計上した。また、来年1月に基幹システムの入れ替えを予定し、その開発費を仮計上した設備投資費も10億3200万円と、前期の3倍強となった」(小杉裕之取締役財務部長)という。

 流動資産では、ジョンソン&ジョンソングループ企業(以下、J&J)との資本業務提携により30億円程度資本が増加し、現金が188億2900万円(同50.7%増)へと拡大、商品在庫は第3~第4四半期にかけて処分が進み、回転率も高まって減少傾向にある。

 流動負債は78億3400万円(同91.7%増)と大幅に増えたが、エステ事業(シーズラボ)の買収で前受金が増えたことが大きく、J&Jとの提携によるロイヤリティの一時金も未払い負債に計上された。

 化粧品事業は353億2000万円(同5.2%増)、広告宣伝を抑えた健康食品事業は29億800万円(同28.8%減)、今年2月に買収したエステ・サロン事業(シーズラボ)は12億4800万円となった。

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