東京都化粧品洗剤卸商業組合、通常総会で一丸の商機を

粧業日報 2017年5月26日号 2ページ

カンタンに言うと

東京都化粧品洗剤卸商業組合、通常総会で一丸の商機を
 東京都化粧品洗剤卸商業組合(事務局=東京)は5月22日に都内で第37回通常総会を開催し、議案審議では理事補充選挙の件など全6議案が無事に終了したことを受け、懇親会の部では参集した161名が胸襟を解いた雰囲気でコミュニケーションを深め合った。

 桑原啓一副理事長(花生堂社長)による開会の辞で幕が上がると、同組合の森友徳兵衛理事長が登壇して挨拶を行った。

 この日、森友理事長はのっけから「組合員数がどんどん減っている。約20年前と比較したら8割減。当時に対し20%しか残っていない。大変な危機感を持っている」と神妙な面持ちで訴えた。

 一方で、下を見ればある繊維の業界団体は会員数の減少がさらに顕著で「9割減だという。たしかに需要が減っている商材であり、中国製に押されてもいる」と述べ、上も見ても下を見てもキリがないといった風情をにじませた。

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