リッチメディア、世界9カ国で若年男性にスキンケア意識を調査

粧業日報 2018年5月23日号 4ページ

リッチメディア、世界9カ国で若年男性にスキンケア意識を調査
 リッチメディアは、2018年2月26日~3月15日にかけて、世界9カ国(日本、アメリカ、中国、韓国、タイ、ドイツ、インドネシア、シンガポール、イギリス)の都市圏に住む20~30代男性ビジネスマン2786名(各国310名、日本306名)を対象に、仕事と見た目に関する比較調査を行った。

 その結果、グローバル人材となるためには、ビジネススキルだけでなく、自身の肌に気遣う「肌マネジメント」や「スキンケア」が重要なことがわかった。

日本、スキンケアが進んでいそうな国
ランキングで2位も実施率は最下位に

 まずはじめに、世界9カ国のビジネスマンにスキンケア意識が進んでいると思う国を挙げてもらったところ、1位「韓国」(42.1%)、2位「日本」(38.5%)、3位「アメリカ」(28.0%)の順となり、日本は世界第2位のスキンケア先進国と思われていた。また、日本人は「日本」(29.4%)を1位に選んでおり、自身でもスキンケア意識が高いと自負していることがわかった。

 次に、スキンケアの実施率を見ると、「中国」(88.7%)、「韓国」「タイ」(同率86.5%)、「ドイツ」(85.8%)、「アメリカ」(83.2%)の順となり、「日本」(51.3%)は最下位だった。「韓国」はスキンケアの実施率もイメージも高かったが、「中国」や「タイ」は実施率が高いもののイメージは低く、「日本」はイメージが高いものの実施率は最も低かった。

 スキンケアで目指していることを聞くと、「異性から評価されたい」(49.8%)、「社会人としてふさわしくありたい」(38.2%)、「仕事ができる男に見られたい」(32.8%)、「成功しているように見られたい」(29.5%)などが上位に挙がった。

 「異性から評価されたい」は、韓国とタイ、「社会人としてふさわしくありたい」「成功しているように見られたい」はインドネシア、「仕事ができる男として見られたい」は中国とインドネシアで高い比率となっており、中でもインドネシアは、ビジネスシーンでの効果を目標にスキンケアをしている人が多いことがわかった。

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