美白スキンケア化粧品の使用状況、若年層に定着、未使用は4割【消費者アンケート調査2024】
週刊粧業 2024年7月8日号 36ページ
カンタンに言うと
- 夜の美白スキンケアが中心も朝の使用率が上昇し6割に
- 価格と効果のバランスを重視、高価格帯の使用者が増加傾向
- ビタミンC＋αの提案が定石に、トラネキサム酸も人気上昇
- 美白スキンケアに3割が満足、コミュニケーションに課題感
美白スキンケア化粧品に関する調査を実施した。
美白化粧品市場は、コロナ禍で若干落ち込みが見られたものの、右肩上がりの成長が続いている。市場調査を行っているTPCマーケティングリサーチ社の調べによると、2023年美白スキンケア市場は、前年比5.9％増の2696億円となり、コロナ前の水準まで回復してきている。
美白市場の活性化は、効果や作用機序の異なる有効成分・美容成分を組み合わせた高機能タイプや、美白効果を1つの機能として付与するオールインワンタイプの広がりも影響していると考えられる。
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この記事は週刊粧業 2024年7月8日号 36ページ 掲載
■特集･アンケート調査～消費者（20～30代女性412名）が求める化粧品･日用品2024 エイジングケアの認知率7割超も利用者は認知者の2割にとどまる 美白化粧品の開始時期について尋ねたところ、女性の約半数（47.3%）が20代前半までに使用していることがわかった。「使用していない」と答えた女性は37.4%で、6割以上の女性が美白化粧品を普段のスキンケアに取り入れている。10代から使用してい...
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