ヤクルト本社、第3のチャネルが成長軌道へ

訪販ジャーナル 2018年6月11日号 1ページ

ヤクルト本社、第3のチャネルが成長軌道へ
 売上構成比の大半を訪問販売が占めているヤクルト本社の化粧品事業は、2010年に専用商材で通信販売を開始したのに続き、2012年春からスタートしたホテルアメニティのBtoB展開が成長軌道に乗り始めている。

 ヤクルト本社の化粧品販売は当初、全国区をカバーするダイワロイネットホテルズ約40店舗に向けて始まった。

 その製品は、女性宿泊客の満足度に特化したメニュー「レディースルーム」のアメニティとして使用され、先行品を見ると最大手に分類できるメーカーのボディソープやヘアケア製品と客室で肩を並べていた。

 立ち上がりが「乳酸菌生まれのはっ酵液でうるおう化粧落とし」(2.5mL)など基礎シリーズ4品で始まったホテルアメニティ展開は、その後6年間にわたって宿泊客の使用状況や持ち帰り具合が芳しかったことから、このほどダイワロイネットホテルズの要望に応える形で5品目となる「乳酸菌とビフィズス菌生まれのはっ酵液でうるおうマスク」(1枚入り17mL)を追加投入している。

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