ザ・ボディショップ、ブランドの世界観を伝える大型店がオープン

週刊粧業 2018年11月12日号 7ページ

ザ・ボディショップ、ブランドの世界観を伝える大型店がオープン
 100%ベジタリアン対応の製品を提供するイギリスの自然派化粧品ブランド「ザ・ボディショップ」を運営しているイオンフォレストは10月4日、千葉県市川市のショッピングモール「ニッケコルトンプラザ」のセンターモール2Fに新店をオープンした。

 近年、12~15坪の店舗面積での新規出店を続けていた同社だが、今回の新店は23坪で展開し、全国にあるザ・ボディショップ119店舗(2018年10月現在)の中でも大型サイズの店舗に位置づけられる。

 オープン当日、成瀬祐子執行役員マーケティング本部長に、新店の概要やザ・ボディショップが注力している現在の取り組みなどについて話を伺った。

空白地帯の商圏へ新規出店
ファミリー層の来客に期待

 ニッケコルトンプラザは、JR総武線・本八幡駅と下総中山駅からそれぞれ徒歩10分ほどの場所に位置する。5キロ圏内には70万人を超える人々が生活し、30~40代のファミリー世代を中心に幅広い年齢層の来客が見込めるエリアだ。

 成瀬氏は、出店の狙いについて「この商圏はザ・ボディショップの店舗がない空白エリアで、館内に他の自然派化粧品ブランドがほとんどなかった。また、ファミリー層が多い場所への出店はお子様たちが将来、大人になって新たなファンになってもらうといったような潜在顧客の獲得・育成で大いに可能性があると判断した」と説明する。

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