ポーラ、「ホワイトショット」新製品発表会を開催

粧業日報 2019年5月15日号 2ページ

ポーラ、「ホワイトショット」新製品発表会を開催
 ポーラは4月24日、市場で約10年ぶりに厚労省より医薬部外品の承認を取得した新規美白有効成分「PCE-DP(ピース ディーピー)」を配合した白濁美白ローション「ホワイトショットLX」(医薬部外品、150mL・1万1000円)と、ジェル状美白ミルク「ホワイトショットMX」(医薬部外品、78g1万1000円)を5月24日より発売するのに先立ち、新製品発表会を開催した。

 冒頭の挨拶で山口裕絵執行役員は、「美白医薬部外品成分の最初の承認は1980年頃で、それ以降はテンポ良く承認がなされてきたが、2009年を最後に約10年間新規美白成分が誕生しない空白の期間が生まれた。その間に複数の重篤な皮膚障害が発生し、医薬部外品基準の厳格化がなされたが、その後初めて承認を得られたのが今回の新美白有効成分『PCE-DP』である。2009年に成分を発見して以降、5年の研究期間を経て申請し、承認までにさらに5年、開発期間は実に10年にも及んだ。承認までの5年は医薬部外品の審査基準が厳格化する過渡期に当たったことから、申請後も独自に安全性の試験を重ね、基準が厳しくなっても即応できるよう準備を進めてきた。この準備があったからこそ市場で10年ぶりの承認を得ることができたと考えている」と語った。

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