カトー薬院、ホワイトリリー化粧品の販売が好調

週刊粧業 2019年6月10日号 7ページ

カトー薬院、ホワイトリリー化粧品の販売が好調
 1927年創業のカトー薬院では、化粧品販売において3年前から世界的にも数少ないカルシウム配合のスキンケアなどを展開する「ホワイトリリー化粧品」を主力ブランドに据えて以降、売上実績が毎年2ケタペースで伸長し続けている。

 そして、昨年11月から今年1月にホワイトリリー化粧品取扱全店で実施した美容液「オスカーリンクル」の推奨販売キャンペーンと、今年4月から実施している化粧水2品(CAGローション・VCローション)の推奨販売キャンペーンでは、関東でもトップクラスの実績を挙げている。

 管理薬剤師で3代目の加藤奈津子代表に、ホワイトリリー化粧品の魅力や売れ筋アイテムなどについて話を伺った。

水分蓄え肌の基盤を整える
「CAGローション」に注力

 カトー薬院はJR京浜東北線・川口駅東口から徒歩3分の好立地に位置する。

 創業から川口市本町に店舗を構え、化粧品販売において長らく資生堂の専門店ブランド「ディシラ」を売上の中心としてきた。しかし、ディシラの販売終了という大きな転機を迎え、販売終了以前の約3年前からホワイトリリー化粧品の販売を本格化した。

 カトー薬院では元々、ホワイトリリー化粧品を約30年前から取り扱っていたが、「これまではアイテム数もそれほど多くはなく、細々と販売する程度だった。化粧品販売ではホワイトリリー化粧品以外にも低刺激性スキンケアのNOVも取り扱っており、以前まではホワイトリリー化粧品よりも売上が高い時期もあった」(加藤氏)という。

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