コーセー、パーソナルな美容体験の提供で新たな接点を創出

週刊粧業 2020年1月1日号 32ページ

コーセー、パーソナルな美容体験の提供で新たな接点を創出
 コーセーは、顧客との新たな接点づくりの一環としてデジタルプラットフォームと融合させた新サービス「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」(コンセプトストア&オウンドメディア)をスタートさせ、12月17日にコンセプトストアを東京・銀座にオープンした。

 コンセプトストアでは、「Find Your Own Beauty」をテーマに、デジタル技術を活用した化粧や美容に関わる様々な体験を、同社の全ての展開ブランドから楽しむことができる。

 12月11日に開催された新コンセプトストアの内覧会で、小林一俊社長・小林正典常務・松原徹デジタルマーケティング事業部長の3名が、出店の経緯や今後の抱負を語った。

 ――コンセプトストアの出店経緯についてお聞かせください。

 小林社長 当社では、異なる流通のブランドを横断的に集め、お客さまに紹介するための情報発信イベント「Beauty フェスタ」を、@cosmeの協力のもと、2013年より全国主要都市で実施してきた。

 自分に合った化粧品を選ぶため、全国各地で非常に多くのお客さまに足を運んでいただき、こうした場所を何とか常設できないかという思いから、コンセプトストアの出店に至った。

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