近代化学、ボタニカルをテーマに2ステップヘアケアを提案

週刊粧業 2020年1月20日号 9ページ

近代化学、ボタニカルをテーマに2ステップヘアケアを提案
 ヘアケア関連製品を中心に、化粧品・医薬部外品OEMを展開している近代化学(本社₌神奈川県海老名市、岡部達彦社長)は、「ボタニカル」をブーステーマに掲げる今展示会で、天然由来成分にこだわった高品質なオールインワンシャンプー・ヘアオイルの2ステップヘアケアを提案する。

 同社が今回、ブースで最もアピールするのがアウトバス製品の「ヘアオイル」で、ラインナップはヒマワリ種子油・ホホバ油・オリーブ油・ツバキ油・スクワランオイル・アボカド油・アルガン油の全7種を展開し、質感が軽めから重めまでそれぞれ異なるヘアオイルを紹介する。

 「以前、本社工場のある海老名市に隣接する座間市のひまわり畑で無農薬のひまわり種子から抽出したオイルを独自に原料化し、それを配合したヘアオイルを自社ブランド(海老名オーガニックファーム)で製品化したところ非常に好評だった。そこで、今展示会ではヘアオイルを軸とし、それに合ったインバス製品としてトリートメントが不要で、ボタニカルなオールインワンシャンプーを提案する」(岡部社長)



 オールインワンシャンプーは、イランイランやダマスクローズなど9種の精油を配合し、洗い上がりの指通りや使用感にこだわったという。

 ブースではこのほか、ラベンダーやセンブリなどの天然由来原料を配合した頭皮環境を整えるアルコールフリーの頭皮ローション「ボタニカルヘアローション」と、海老名オーガニックファームのシャンプー・トリートメント・ボディソープ(写真)を紹介する。

 シャンプー・トリートメント・ボディソープの3品には、海老名市の特産品である「苺」を用いて、同社が独自にINCI名の取得から抽出まで行った「苺果汁」を配合している。2020年1月にはリニューアルを行い、ダメージケアや保湿効果、使用感、テクスチャーを改良したほか、自然由来指数が3品全て90%以上を実現したという。

 「リニューアルによって、これまで以上に自然由来に近いものになり、従来と比べて苺の香りも増している。要望があればOEMでの提供も可能で、自社ブランドと併せて地域貢献につなげていきたい。地域貢献に向けた取り組みとしてはこのほか、海老名市が昨年実施した観光産業ツアーにおいて、本社工場でシャンプーの手作り体験を初めて行った。将来的には工場をテーマパーク化していきたい」(岡部社長)
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