コーセー、2020年第3四半期決算は増収減益

粧業日報 2020年2月21日号 4ページ

コーセー、2020年第3四半期決算は増収減益
 コーセーの2020年3月期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比0.5%増(為替影響を除く実質1.4%増)の2490億3400万円、営業利益が18.2%減の378億5000万円、経常利益が19.1%減の383億8500万円、純利益が24.5%減の248億7300万円となった。

 売上については、日本において消費増税に伴う反動減などの影響があったが、アジアが引き続き好調に推移した結果、7期連続で過去最高となった。なお、連結売上高に占める海外売上高の割合は30.4%となっている。

 利益については、売上原価の上昇に加え、マーケティング費用の積極的な投下等により販管費が増加した結果、営業利益、経常利益、純利益とも2ケタのマイナスとなった。

 セグメント別では、化粧品事業が売上高で1.2%増の1927億9700万円、営業利益で7.0%減の415億5900万円、コスメタリー事業が売上高で3.3%減の531億7400万円、営業利益で98.6%減の6300万円、その他の事業は売上高で30.4%増の30億6100万円、営業利益で32.1%減の7億9500万円となっている。

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