牛乳石鹼共進社、生まれて初めて「自分ブランド」を意識

C&T 2019年12月16日号 45ページ

牛乳石鹼共進社、生まれて初めて「自分ブランド」を意識
 牛乳石鹼共進社は、「カウブランド 赤箱」をはじめ多くのロングセラーブランドを輩出しているが、その中でも2021年に発売60周年を迎える「キューピー ベビーシリーズ」は、シンボルマークである牛のイラストロゴを使用していないという点で、稀有なブランドと言えるかもしれない。

 同社は、1915年にキューピーを商標登録し、戦前は輸出用に「サボン・ド・キューピー」を販売していた。1961年に国内用として発売した「牛乳ベビー石鹸」が現在の「キューピーベビーせっけん」である。

 パッケージは、同社のキューピーのキャラクターが使用され、ドラッグストアやベビー・マタニティ用品を展開するショップなどで展開されている。

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